はとの備忘録

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自作パームレスト

最近Keychron C1を買いました。国内でこの価格でこのクオリティのキーボードはまず手に入らないだろうと思わせてくれる逸品です。しかしながらそこそこ高さのあるキーボードなので、そのまま使ってると手首が痛くなってくる。

Amazonとかで木製パームレストをみていると、よさげなものはどれも3000円以上してあまり手を出す気にはなれない。適当な文庫本を2冊持ってくれば機能的には十分だからね。それなら自分で作ってしまおうと思い立ったわけです。

Googleで「木製パームレスト 自作」とか検索すると、やはり同じような考えで木製パームレストを自作してる人が結構みつかります。それらの記事によると、ホームセンターで素材となる木材自体は簡単に手に入るらしい。木材の角を削ってそのまま使ってると汗やなんかでシミができてしまうらしく、防水加工が必要とのこと。これが少々やっかい。

防水加工の方法としては、

  1. 防水用の塗料を使う
  2. 自然油を用いる(オイルフィニッシュ)

のふた通りの方法があるらしいんですが、塗料のにおいが嫌いなので、02.自然油を用いる方法で防水加工をしよう、そう思うわけです。しかし

  • 油の乾燥(酸化被膜の形成)に時間がかかる
  • 重ね塗りが必要
  • 中途半端な重ね塗りをした状態で艶出しのために表面を削ると素材表面が露出
  • 油を表面に均等に塗る技術が必要
  • オイルフィニッシュに使う自然油には結構種類がある

など、まあそこそこ手間がかかりそう。木材のエッジを綺麗に処理するのに専用の工具が必要だったりするし、ちゃんとしたパームレストを作ろうとすると意外と大変そう。諦めて塗料を使えばいくらか楽になるんでしょうが、どうしてもオイルフィニッシュの方に心惹かれてしまう。こればっかりはしょうがない。

てな感じで、最初は甘く見てたパームレストの自作も調べてみると準備はちゃんとした方がよさそうというこうとがわかりました。とりあえず

  • 素材となる木材の選定
  • オイルフィニッシュ用の自然油の選定
  • パームレスト表面の仕上げについて調査
  • 制作計画の立案

あたりの準備をしてから実際の制作に取り掛かろうと思います。